クラブツーリズムは9月22日、企業、自治体、行政などの共創事業を推進するフューチャーセッションズ(東京都渋谷区)とともに、「Jリーグクラブ×国立公園」による新しい旅を提案し、官民連携によるスポーツの価値を活用した滞在型ツアーの企画実施に取り組むことを発表した。新しいツーリズム企画で、新たな地域価値を創造する。
今回のプロジェクトは、環境省による「国立・国定公園での滞在型ツアー推進事業」の一環で、コロナ禍の影響を受けている地域経済の再活性化に寄与することが目的。両社と地域に根ざしたホームタウン活動を実施しているJリーグクラブが、地域の国立公園をフィールドに「サッカー×自然体験のアクティビティ」を融合した新しいツアーを企画する。
今回は、鳥取県を本拠地とするJリーグクラブ「ガイナーレ鳥取」が協力し、鳥取県在住者限定で大山隠岐国立公園での自然体験アクティビティを行うモニターツアーを10月23日(1泊2日)に、長野県を本拠地とするJリーグクラブ「松本山雅FC」が協力し、長野県在住者限定で中部山岳国立公園内の乗鞍高原エリアでの星空観賞、自然ウォーキングなどを行うモニターツアーを11月6日(1泊2日)に実施する予定だ。
モニターツアーの参加者を対象に、事前オンラインミーティングも開催する。